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桂川の水源は富士五湖で、広範囲に上流で大雨が降った際に下流の相模川の洪水を防ぐために上野原の川下にあるダムが放水を抑える関係で、南口一帯がしばしば冠水したこと、 |
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A |
冠水を避けるためにはじめられた土地区画整理事業(南口開発)は『全員一致でなければ何事も決められない』という仕組みの下で着手されたこと、 |
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B |
冠水を防ぐために3メートルほどの盛土が行なわれたこと |
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C |
その結果、盛土以前の土地の境界線が消えてしまったこと、 |
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D |
盛土後に線引きされた新しい境界線について全員の賛成が得られなかったために『何事も決められない事態』が発生し、私が上野原に住みはじめたこの15年間、膠着した事態が続き、打開の目途が見えないこと |
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E |
膠着した事態を早急に打開しようとして南口開発の仕組みを「全員一致による採決から多数決原理による採決に変更しようとしても、土地の所有権は日本国憲法によって絶対的権利と定められているために革命を起こして憲法を改正しない限り不可能である」こと |
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F |
現在の憲法と法と規則のもとで合法的に開発を進めるには「行政が公共目的を理由に都市計画を決定し、地権者の土地に適正な補償措置を講じて土地を収用する」こと |
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G |
そのためにはさらに20年、否、30年の歳月が必要とされそうなこと |